2006年7月17日 (月)

逃亡者

行方が割れた。50絡みの男と籍を入れ、直後に消えた女の話だ。

その女の話はhttp://ameblo.jp/bay-detective/を参照して貰うとして、昨夜NTVで「逃亡 償いなき外国人犯罪者」なる番組を放送していた。

私は、度々犯罪や外国人について取り上げているが、スタンスは変わらない。年齢・性別・人種・国籍に関わらず、してはいけないことはしてはいけないのである。

番組中、娘を、夫を外国人犯罪者に奪われた被害者のその後の生活を追う。

愛する者、大事な者を奪われた人間。そして復讐すら許されない、術を持たない被害者がどうなるか。

加害者達は犯行後自国へ逃亡し、幸せな暮らしを送っている。彼らの心中がどうかなど知るか。

正義が死んでいる。殺したのはこの国の政治家だ。国内に外国人を入れるのなら同等に処罰する法を整備すべきである。赤坂に常識外れな議員宿舎など作るっている暇などないはずだ。

胸が苦しい。私は一度も被害者に会ったことはないが、間違いなく今も苦しみに苛まれている。仇討ち制度が日本にある時代、少なくとも文言などでなく人情で正義が守られた。”復讐”その言葉の響きに美徳さえ感じつつ、グラスのジンを一息に呷った。

詳細は7月22日(土)24:30~の再放送を観ていただきたい。百聞は一見にしかずということである。

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2006年7月13日 (木)

紙切れ一枚

男は、諦めていた。50もとうに過ぎ、こんな自分に結婚の機会など・・・

堅物で通っていた男。そうやって生きて来た。付き合った女の数も知れている。

そんな男が、仕事を通じて知り合った女。

女はパブで働いていた。クラブでもスナックでもない。22歳。娘がいればそれ以上の年齢差だ。それでも良いと言った。自分でなければ駄目だと。

男は舞い上がった。金は渡さない。愛があればこそ、そう決めた。

その朝、女は婚姻届を持ってやって来た。判を押す手が震えた。二人で役所に行き、帰りに少し贅沢なレストランで食事をした。夢のような時間。自分にこんな幸せが訪れるなんて・・・

三日後、女は消えた。

依頼だ。対象は消えた女。現在は日本人となっている。

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2006年7月12日 (水)

異国の友

幼い頃、家の周囲に在日朝鮮人の住宅があった。丘の上には米軍の住宅があり、そこに友人がいた。

小学校に上がると、転校生のメキシコ人と友達になった。

中華街で働いたことがある。居酒屋で居合わせた国籍不明の人間と酒を呑んだこともある。

そして最近になって、ベースの人間と友人になった。会うと人懐っこい笑顔で話しかけて来る。

人種に特別な思いはない。日本人でも外国人でも、良い奴と悪い奴がいるだけ。それだけだ。

私は、国民の何倍、何十倍もの給与を貰い、優遇を受ける政治家たちのために、自分の命を投げ出して異国の友を殺す。そんなのは御免だ。ただ、そう思う。

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2006年7月11日 (火)

第3の・・・

ボイスレコーダーはノイズで溢れていた。

ファミリーレストランで録音などするものではない。次回はマイクを用意すると決めた。

ノイズの海からウィスパーボイスを拾いながら、思考を巡らせる。Photo

暴力を得意とする ”武闘派やくざ”

大卒、法に通じて狡猾に悪事を働く ”インテリやくざ”

そして、暴力を使わず、法も破らない精神的なやくざ、 ”メンタルやくざ” その存在に気づく。

所構わず大声で会話。子供はほったらかして旦那の陰口。学生服で人目憚らず喫煙。ドリンクバーをお替りし放題。これは別に良い。視線が合う人間を逆に睨みつける傍若無人な態度。巷には、メンタルやくざが溢れている!そうだ!

駄目だ。集中力を欠いている。拾った言葉でなんとか会話をつなぎ終えた。そして同時に ”メンタルやくざ”の分析も私の中で完了していた。

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2006年7月 9日 (日)

世田谷一家殺人事件

2000年12月30日に発生した世田谷一家殺人事件。

そのあまりに猟奇的な事件に日本中が震撼した。犯人は次々に人命を奪ったあとそのまま家に居座り、冷蔵庫のアイスを貪り、ネットサーフィンをし、翌朝玄関から堂々と出て行った。その非日常と日常が混在する様。それこそが我々日本人にとって異常以外の何ものでもなかったのだ。

この事件はきっかけにすぎなかった。以降起きることとなる”ある種の事件”とその”共通性” 徐々に明らかになって行く真実。

そこには生々しい、事件の描写があった。著者の齋藤寅氏はおそらく、どの刑事よりも貪欲に犯人に迫ろうとした。それが確かに伝わる。職務権限も拳銃も持たない人間がよくぞここまでと率直に感じ入った。

浮き彫りになるのは国の杜撰な政策と警察組織の弱点。誤った目算、初動捜査、証拠管理、失態の隠蔽。そして保身・・・

やがて遠ざかる犯人の足跡。

見えると見えざると、我々がそれを認めると認めざるとに関わらず、この日本は間違いなく変化の時を迎え、様々な問題を内包することとなった。刮目せねばならない。

それが国際化する国の、もはや”義務”である。

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2006年7月 8日 (土)

廟算-平和と戦争-

”彼れを知りて己を知れば、百戦して殆うからず。彼れを知らずして己を知れば、一勝一負す。彼れを知らず己を知らざれば、戦う毎に必らず殆うし。”

孫子の兵法の一節である。

”あの”一件以来、連日マスメディアが取り上げ、専門家やコメンテーターの議論は白熱している。確かに連中の意図や思惑を測ることも必要なことだが、更に重要な事はその情報をこの国がどう生かし行動するかということである。”対話と圧力”この言葉は呪文か何かか?

品川、池袋、新宿、渋谷・・・都心を歩く。口々に語られる”ミサイル”という言葉に現実味はなく、ただの”key word”。芸能ネタと同列だ。本当に興味があるのは仕事や恋愛や流行りの服。自分の日々の生活。”平和ボケ”それを悪いことだとは思わない。

だが覚えておいた方が良い。他国も自国と同様の価値観ではないということ。国・民間レベルで危険は驚くほど身近に迫っているということ。そしてその危険から、米国も勿論それ以外のどの国も、自国の軍隊ですら守ってはくれないということ。

悲しいかな、戦争放棄の国。己を守る術を知らず、仮初めの平和を貪る。

我々は戦争の愚を知り、平和を愛する気高い国民。されど視野を広げろ!世界は未だ武力に満ちている。

                                           薔薇とナイフ

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